バイクのブレーキキャリパー オーバーホール手順

ER-5のフロントブレーキのラインをメッシュホース化するついでに、キャリパーオーバーホール(OH)をやりました。

前回GPZ400RのキャリパーOHについて書きましたが内容的に大雑把すぎたので、今回はきちんと書きたいと思います。

※注意

ブレーキ関連は自分と他人の生命に直結する箇所です。自信がない人はショップに依頼しましょう。

ただ「自分で手を動かさなければ初心者から脱出できない」のも事実です。自己責任と覚悟の上で初心者から脱出したい人は是非チャレンジして欲しいと思います。

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事前に準備するもの

工具以外に必要となるものです。こんな感じ。

  • パッキン類: パーツリストを見て発注しておきましょう
  • 1000番の耐水ペーパー(汚れがひどければ)
  • パーツクリーナー
  • ピカールのような細かいコンパウンド
  • シリコングリス。例えばこういうの

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キャリパーの分解

まずはキャリパーを車両から取り外してパッドとピンを外し、ピストンを抜きます。このときピンの方向と位置関係を記録しておきましょう。忘れると知恵の輪状態になります。

ピストンを抜くのに最もお金がかからなくて楽な方法は、ブレーキレバーを何度も握ってピストンを押し出す方法です。もちろん均等には出てきませんので、余計に出てくる方は指で押し返して調整して下さい。最後の方まで行くとピストンが斜めになって手で外せるようになります。

このときブレーキフルードが出てきますので、受け皿に出すようにして下さい。またフルードは塗装を傷めるので車両等に付着しないように注意して下さい。

こんな感じで取り外せればOKです。ついでにパッキンも取り外しましょう。

また上記のようなものとは違う、今どきのピストンに穴が空いているタイプであれば、このような工具も使えます。

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もしピストンを抜かずにブレーキラインを外してフルードまで抜いてしまったら…エアコンプレッサー吹いて抜くしかないので、素直にバイク屋に持って行って下さい。通過儀礼です。

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清掃

キャリパーの清掃

主なところはパッキンを入れるところの溝に詰まっている、固まったシリコングリスの残骸だと思います。人によって違うと思いますが、私はコスパ優先で竹串を使います。あとワコーズのチェーンクリーナーに付いてくるブラシとか。硬い金属ブラシとかつかうと傷が付くのでダメです。

また長期間OHをサボっていると、キャリパー本体にかなりのパッドのダストがこびりついていると思います。これもパーツクリーナーやブラシを駆使して磨きます。

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ピストンの清掃

こちらも長期間OHをサボっているとダストが盛大にこびり付いていると思います。ピカールで磨いて落ちないようであれば、ピストンに傷を付けたり磨きすぎて細らないよう注意しながら、細かい1000番あたりの耐水ペーパーで磨きます。

磨き終わったらピストンの周囲を見て、傷や取れないサビが入っていないか確認します。ひどい傷や取れないサビがあるとフルードが漏れる原因となりますので、新品をオーダーして交換します。

こんな感じでキレイになればいいでしょう。

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組み付け

基本的に逆手順です。

まずシリコングリスを薄く塗った新品パッキンをはめます

ピストンの周囲に薄くシリコングリスを塗って挿入します。また他のパーツも取り付けます。

最後にブレーキパッドを取り付けて完了です。パッドには鳴き防止のため、ピストン等があたるところにシリコングリスを塗っています。

次はキャリパーを装着してエア抜きになりますが、こちらは以下の別ページで紹介します。

ブレーキのメッシュホース化とエア抜き。メッシュ化は効果あるのか?
前回は作業ついでのキャリパーOHを実施しました。 今回はついでにメッシュホース化した上でエア抜きを実施します。 必要なパーツ類 ブレーキフルード: 大抵はDOT4だと思いますので要確認。とはいえDOT3指定...
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