2日目の午前中です。1日目はこちら。

ツーリングは安全のためにも日が出ている間に走りたいので早起きします。
まずは朝食。三原市民が「結構美味いから困る」と言うレベルなので安心です。
2日目の午前中は、しまなみ海道を今治まで走り切ります。こんな感じ。80kmくらい。
本来なら尾道大橋からスタートすべきでしょうが、そこまで行くのは割と面倒ですので、向島へは渡し船を使います。これも瀬戸内の浪漫。
渡し船は尾道渡船、福本渡船、駅前渡船の3つがありますが、かみちゅ!に登場する神様御用達の渡し船は福本渡船ですのでそちらに乗ります。ほらボクも神様ですし…
さてしまなみ海道の走り方ですが、路上左側に水色のラインが敷かれています。これに沿って走るのが自転車/原付の推奨ルートです。
ただ曲がるところはちょっと見づらいですね。水色のラインを見失ったら戻りましょう。
大橋に入るところは標識が頼りです。入口はこんな感じ。あっよく見たら駐車禁止と書いてある…
さて、しまなみ海道の橋は全て自動車道規格の高架橋です。というわけで、高架橋に行き着くまでに専用道路の坂道を登って、渡り終わったら坂道を下らなければなりません。これ自転車は苦行じゃないかなあ…
高架橋までの専用道路は原付と自転車専用ですので、道幅が狭く作られています。NMAXとかPCXみたいなデブいスクーターだと取り回しがちょっとツラい。対向車が来ると結構ビックリするので、速度注意です。
あとこの時期は落ち葉が積もってるところが多いので、スリップダウンに注意。
専用道路を登り切ったら、因島大橋を渡ります。こんな感じ。
で、橋を渡る前、もしくは渡りきった後に料金箱があります。原付の皆様はこの箱に料金を入れます。
料金は50円〜200円です。両替機なんて当然ございませんので、事前に50円玉を4枚、100円玉を3枚用意しましょう。
生口大橋。
生口島の道中、瀬戸田サンセットビーチで休憩です。海の水は澄んでるけど、雲の色がイヤだなあ…

瀬戸内の島では柑橘類の栽培が盛んで、特に瀬戸内レモン関連は日頃から目にすることが多いと思いますが、ここではそういった地元の柑橘を使った商品が売られています。
ノンビリと海を眺めながらレモンシャーベットを頂きます。
Nexus 5Xでここまで撮影できるんだから、最近のスマホのカメラ怖い。そりゃコンデジ売れなくなるわ。
多々羅大橋に向かう途中、国産レモンの碑があります。輸入物が入って瀬戸内レモンも壊滅しましたが、残留農薬問題が転機となり新たにレモンの木を植え直して復活したというストーリー。
多々羅大橋を渡ると広島県尾道市から、愛媛県今治市へ。
多々羅大橋を降りたところに「道の駅 多々羅しまなみ公園」があります。
幻の高級魚らしい「マハタ」が食せるそうです。お値段もなかなか。
いけすを泳いでるところを見ると、ヒラメとかエイより平べったい感があります。キミ、ダライアスのボスを狙えると思うよ。
さて、道の駅を出発しようとすると、急に雨が降り始めます。ここからずっと愛媛県内は雨。
そして困ったことに愛媛県内になると露骨に、カーブの最中のマンホールや金属網が増えます。まさにバイク殺し。広島はバイクに優しい修羅の国じゃったんじゃのお…
雨をさっさと抜けたかったので、脇目も振らず寄り道もせず一気に走りきることにします。
伯方・大島大橋
伯方の塩を楽しむ暇も無くさっさと進みます。
来島海峡大橋
渡りきったらそこは四国。雨が降りっぱなしなのでそのまま目的地の今治港を目指します。
途中でガソリンを入れようと思ってたのですが、日曜の今治のガソリンスタンドはほとんどが休み。これ要注意です。やっと見つけたセルフで給油。
燃費: 164km / 3.6L = 45.6km/L
なんつー燃費だよ…最近の125ccな4ストスクーター怖い…今回の行程だと多分無給油で走り切りそうな勢いですが、給油はできるときにやっておくのが鉄則。
というわけで無事に今治港に到着。フェリーの時間に間に合いました。
尾道からしまなみ海道を走って今治港までの所要時間は、寄り道しながら丁度4時間。この12:00発のフェリーに乗って岡村島を目指します。
バイクが載せられるのは第二せきぜんです。注意。
では続きはまた次回。
