ヘルメット購入 (OGK KABUTO KAMUI-II)

だいぶ前ですがヘルメットを新調しました。

今回はOGK KABUTO KAMUI-IIです。

実はArai派なんでずっとAraiを買ってて、今回の買い換えもAraiで考えてたのですが。

ふと「最近OGK KABUTOかぶってる人が多いよね」と思って調べ始めて。別にJISでいいじゃんSNELLなくても。やっぱKAMUI-II欲しいわインナーサンシェードいいよね。ということで。

「自分の頭はAraiもXL、SHOEIもアッチョンブリケになるけどもXLだから、OGKもXLでよかろう」と思い、今回はAmazonでポチってみました。

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ヘルメットを通販で買うってどうよ

特に初めてヘルメットを買うのであれば、リアル店舗に行ったほうがいいと思います。

頭の形はみんな違う。特に初めてだったり不安だったりしたら、リアル店舗で試着してそこで買おう。試着して通販で買うの無しな。

リアル店舗を見てるとセールで通販と大差ない値段で出してますしね…

 

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KAMUI-IIの帽体とインナーのサイズ

マニュアルに記載されているのですが。

製品取扱説明書一覧 | バイク用ヘルメット&ギア | Kabuto
卓越した技術と妥協なき品質へのこだわりから生まれたKABUTOのヘルメット。信頼性の高いプロ仕様から、お子さまに親しまれる商品まで日本人にあったヘルメットをご提供します。

KAMUI-IIの場合、帽体のサイズはM帽体とL帽体の2種類です。んでM帽体がXSとSとM、L帽体がLとXLです。チークパッドはどちらの帽体でも互換性がありますが、インナーパッドはM帽体とL帽体で互換性なしです。

そんなわけで少なくともMとLで迷っている人はリアル店舗で試着しないとダメです。

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かぶってみた

あくまでうちのケースのご紹介。何度も言うけど個人差があるからな。

かぶって走ると若干ユルい感じだけど、軽さと相まってツーリングで楽よね。と思ってたけど。

上方視界がとても悪い。標識とか信号がとても見づらい

インナーサンシェードがあるおかげでこの部分がかなり分厚いせいかと最初は思ってたんですが。

これインナーパッドのサイズを落として、頭上をかさ上げすればイケるな多分。Lサイズのインナーパッドをポチッ(KAMUIとKAMUI-IIで互換性あり)。


装着して走ってみたところ、上方視界はとても良くなりました。当然ながら締め付けがキツくなるのですが、これはそのうち馴染んだり慣れたりするでしょう。そんなわけでうちのKAMUI-IIはインナーがLでチークがXLです。

こんな感じのインナー交換もリアル店舗だとその場で試せるので、通販は自己責任でその辺もできる人向けですね…

あと自分のバイクの前傾姿勢は把握しておいたほうがいいでしょう。

 

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KAMUI-IIの良いところ

メチャクチャ軽い

軽いと楽ですよ。首とか。あとバイク降りて持ち歩くときも。軽さは武器です。

軽いと強度がどうこうですって?キミはこのご時世になってまだ、重量と強度が比例すると思ってるのかね。だからこそ規格認定があるのでしょう。

別件ですが、どうもOGKもMFJ公認とECEを取得したRT-33をアピールしたいのかレースに出てる人に配ってるようで、馴染みのバイク屋の店長もRT-33を貰ったらしく「メチャクチャ軽い」と驚いてました。

OGK KABUTOのとにかく良いところはMFJ公認だろうがメチャクチャ軽い、というところに尽きるでしょう。

インナーサンシェード便利

歳を食うと日光が目に刺さるんですよね。特にツーリング帰りに西に向かって走るときの西日が。

でもスモークシールドは夜がツラいし、サングラスでもトンネルに入るとツラい。

そこでインナーサンシェードです。トンネルがあってもスライドスイッチで簡単に上げ下げできます。とても便利。RT-33じゃなくKAMUI-IIにして正解。

ただし。走行中の上げ下げがサクッとできるよう練習しておきましょう。下げたままトンネルに入ったときにものすごく慌てることになります。要するに自分も慌てたってことですね。

空力も考えられててカッコイイ

軽さと相まって高速道路で楽です。きちんと整流されているのでしょう。ブレとかもなくピタッと決まってる気がします。目視で首を振るときもスムーズ。

新幹線0系の開発のときに「空力に優れているモノは、形もカッコイイんだ」みたいな言葉が出たらしいんですが、それを思い出すかっこよさもいいですね。

どうでもいいですが、昨日のおっぱい感は館山道でのメーター読み92km/hがよかったでした♪

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KAMUI-IIのイマイチなところ

デカい

というわけでスクーターのメットインに入らない可能性があります。ていうかうちのDio(AF34)には入りません!

というわけでAraiはメットインに入ることをもっとアピールしていいはずだ。

あと軽いのは嬉しいですが、デカいと持ち歩くのに気を遣います。

ベンチレーションが大して効いてない

Araiみたいな「おおおおお涼しいいいいい」感がないせいか、効いてないように思えるのかもしれません。

風切り音は…

Web見てると意見が割れてますが、被る前の期待値が高いほどガッカリする系です。個人的には「普通」という感じ。

サンシェードのスライドスイッチが固い

これ切り替えてると、グローブの左手親指がすり減ってるのが分かります。

シールドの開け閉めが無段階じゃない

AraiやSHOEIに慣れてるせいなのか。あと開閉でガチガチとかいうと安物っぽい。ていうか実際に安いんですが。

でも外すのは楽らしいですね。Araiなんかいつも割れるの覚悟で外してますから。

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総評

細かいことを言い出せばキリが無いですが、トータルで見るとお値段以上の価値はあります。メガネっ娘じゃないのでメガネスリットの良さは分からないのですが、とにかく便利とのこと。

周囲の話を聞いてると、ベテランほど「OGK KABUTOはいいぞ」とか「安物と思ってたけど実際にかぶったら見方が変わった」とか言う傾向があるように感じます。

これは「公道のライダーの安全はヘルメットの固さや規格や値段で決まるものではない」というのをベテランは知ってるからじゃないかと思います。軽さによる快適さやインナーサンシェードなどの装備は安全運転や事故回避に繋がります。ヘルメットで安く付いた分、胸部プロテクターやその他ウェア関連に回せますし、車体の強化に回してもいいでしょう。

バイク業界の中でもヘルメットは、バイクメーカー以上に派閥が別れるものですが、OGK KABUTOはそんなこだわりを改宗させる勢いがあり、だからこそ最近よく見るヘルメットメーカーになったのではないかと思います。

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3年ほどかぶってみて

色々と劣化が見えてきました。Araiだとこんなことなかったんですけどね…

まず内装の劣化です。細ってガバガバになってきます。高速道路の確認で首を振ったとき、風が吹くと内装と顔面の隙間のせいで、風で頭ごと持って行かれます。すきま風も増大します。

あとシールドも傷つきやすくないですかね…

このまま使い続けるには内装とシールドを交換したいところですが、そこにかかる予算を考えると普通はヘルメットごと買い換えると思います。

またKAMUI-IIではないのですが、別のOGK KABUTOのヘルメットで顎紐のラッチが2年で壊れたという人も周囲に出てきました。しかも修理不可なので買い換え。

そんなわけで

・賞味期限は3年以下

・買ってしばらくはコスパの良さで満足度が高いが、2年経過すると劣化その他のため厳しい

と思った方がよく、AraiやSHOEIのノリで「まだまだ大丈夫」と5年くらい使い続けるのは無理どころか、3年すら保たないというのはそもそもの品質に疑義が出る話じゃないですかね…

 

次はGT-Air IIが欲しいです。

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