2万円くらいでノートPCを作ったお話

今やスマホで何でもできるとか、若い人は金が無くて買えないからPCが使えないという話がありますけど。

んな今のご時世スマホよりPCのほうが圧倒的に安いんだから言い訳できないっすよ!スティックPCなんて1万円ですよ!みたいな話。

まあボクはパソコンの神様ですからね!

 


3月末にこういうのがありました。年度末ですしリースバック品からHDDとメモリ抜いたヤツがガバッと流れてきたんでしょうね。

Core i5搭載のデル製12.5型ノートPCが税込1万円でセール中 HDDやメモリが無い中古品 (○○なもの)

 

※注意: これを書いてるのは2016/04/09です。当然売り切れてますが、この手のものは再入荷する可能性も十分にありますのでこまめにチェックしましょう。

これちょうど病院で読んでて、薬を処方されたらすぐにアキバに向かいましたね。

家の一部のWindows機はこれに集約しましょう。余ったPCパーツは売却して取り返します。

Core i5-2520Mですから自宅の日常利用としてもお仕事機としても問題ない感じです。

持ち運ぶつもりはないですけど重量も1.4kgですから、割となんとか持ち運べる重量です。分厚いのが難点だけど。

はいゲット。

10,000円のヤツは塗装やらパッドのボタンとか色々と剥げてて状態が良くなかったのですが、別の場所に11,000円で問題ない程度のモノが転がってました。まあ普通はこっち買うわな。もちろんACアダプタ付です。

さてこのノートPCですが、ストレージとメモリがありません。準備しましょう。

ストレージ: 家で余ったIntelの120GB SSD (SATA2)

メモリ: DDR3-1600 SO-DIMM 4GBx2(計8GB) ツクモの中古で相性保証を付けて4千円

SO-DIMMも家で2GBx2が余ってたんですけど、メモリを満載するとPCの寿命が一気に延びるので、中古でケチケチしながら購入です。

SSDも128GBクラスなら5千円で拾えるでしょうから、正味2万円でSSDとメモリ8GBというマトモで末永く使えるノートPCの完成です。

というわけで裏返しますね。

I/Oスロットの上にあるネジを1本外し、蓋を上方向にスライドさせるだけです。楽ちんですね。今までの人生でバラしたノートPCの中で最も楽でした。

ごめんねNexus 5Xちゃんが撮影方向ミスったわ。

まあ見ての通りですね。どこに何を入れるかすぐに分かる。

SATAはアダプタを介する形です。アダプタが付いてなかったら死亡だけど。

装着したら蓋をハメて終了。

え?「OSはどうするの?」ですって…?

いやWindowsのライセンスくらい普通は家で余ってるでしょうし、持ってなければ適当にLinuxでも突っ込んでおけばいいでしょう。うちのサイトがどういうところか皆さん知ってますよね?

と言いたいところですが、今回は違います。

2枚目の画像をよく見て下さい。真ん中に何やらシールが見えますね?

ほい。

そもそもアレは本体バンドルだし実際に本体に付いてたから規約上問題ない(はず)。

というわけで期限が迫ってるので、この手のPCを入手したらお急ぎ下さい。

なお内蔵無線LANモジュールがWindows 10だと使えないのですが、無線LANが無いと困る人は別途何とかできるので何とかしましょう。

 


さて最後。持ち運ぶ人は気にするであろうバッテリーです。中古でノートPCを買うんだったら新品調達を前提にすべきですが。

とりあえず適当に動画とか流しながら普通に使ってみます。

約2時間、残り20%でストンと落ちました。

まあ年式とか考えれば普通ですね。ハズレを引いたというわけでもなく、当たりでもなく。

CPU的にはHaswell以降みたいにアホみたいな低電力ではありませんので、持ち運ぶのであれば重量を犠牲にして6セルを買っておいたほうが良いでしょう。

しかしこいつCPUからの廃熱が熱すぎるわ…冬場は筐体ごと冷えてとてもツラいMacbook Airを叩くときはコイツで暖が取れるので、もっと早く導入したかった感はありますが。

 


というわけで2万円でSSD+メモリ8GBなノートPCを作るというお話でした。

世の中、日常生活だけならスマホで送れますが、スマホを触ってるだけでメシが食えたら誰も苦労してませんので、せめてPCくらいは使えるようになっておきたいものです。

しかしWindows 10って楽ですね。

こういうPCのセットアップって、別のPCを使って公式Webとか色んなところからドライバを落として当てて…って作業が必要ですごく時間がかかるところなんですが。

Windows 10ではなんと、インターネットに繋がってれば全部勝手に当ててくれます。

もっともこれを実現するのに色々と犠牲になった人とか企業は多いと思いますが…

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