※追記(2015/09/23)
試乗じゃ物足りないんでレンタルで借りて乗ってきました。

YZF-R25の試乗に行って、他にも乗りたいけどいいですか?って聞いたら1台だけと言われたので、FAZERとMT-09とTRICITYで悩んでMT-09にしました。
大人気車種ですしね。
では箇条書きで感想を。
- ハンドルが広い。モタードっぽい?(乗ったこと無いからよく分からん
- すごく軽い。GPZ400Rより軽い。車両重量188kgだと?乾燥重量を考えると本当に恐ろしい。これ850ccで110馬力だぞ
- 3気筒エンジン。トライアンフみたく「ツインとマルチの中間という微妙さ加減をうまく演出」してるわけではなくとてもスムーズで、さすがに4気筒ほどではないけど3気筒を感じない。
- 下からトルクが出ます。ひねれば回ります。レスポンスもいいです。そしてモタードっぽいので体重でフロント加重がかけにくい。というわけでこいつウイリーマシンです。エンジンモードも3段階の真ん中なのに、ちょっと開けただけでフロントのグリップが無くなったのはビビった。
- でもスロットル開けたときの加速感は4気筒とも違って面白い。なんといえばいいんだこの感覚
- Fブレーキ効きすぎ。ちょっと握っただけでガッツンと効く
- デフォルトのエンジンモードは一番下がいいんじゃないかなあ…真ん中固定でお願いとショップに言われてたから切り替えなかったけど
- 全体的に質感いいですな。これで車両85万円
- マフラーこれノーマルですって。これもすごくいい質感
- ウインカースイッチがこれまでのバイクのホーンボタンと入れ替わりの位置になって、しかも小さすぎるので操作が非常に難しい。手元を見ないと操作できないレベル。これは即カスタム対象
いやはや。この性能と装備が乗り出し100万円を切ってるから恐ろしいものです。
ケチってる要素が全くなく、どうやって作ったんだよこれという感じです。
そういえばMT-09のためにヤマハが「マスター・オブ・トルク」というアニメ作ってましたね。
その名に恥じないトルクだと思います。
しかもよく回り、レスポンスがいいから、カワサキ車のような「重厚なトルク」とは真逆の新しさがあります。
さてMT-09の110馬力がどれくらいかというと、GPZ900Rの逆車と同じです。そこに対して重量は50kg軽く足回りとブレーキも豪華。
でも下からトルク出るし回るしレスポンスがすごく良すぎるしブレーキも初期でガッツンなんで、すごくギクシャクします。
かなり「非日常」が強い。だからこそ面白いんだけど。
でも正直ゲタでもツーリングでもワインディングでも扱える自信がない…
バイクは色々と試乗してきましたが、こういう感想を抱くのは初めてでした。
しかしMT-09本当に人気です。
最近の二輪業界はNinja 250Rで活気づいたところもありますが、いま本当に元気があるのはヤマハかもしれません。
ショップ開店後から試乗希望の人がひっきりなしに来てました。
そしてたまたまとは思いますが、ヤマハ系のショップにカワサキ系の人が集まったというのはちょっと興味深いというかなんというか。
自分の後に来た人は現在KLX250でその前はZX-9R(E)だけどMT-09狙いでした。
その後にKSR(2スト)に乗ってる人が来たりとか…
なんか「カワサキファンのカワサキ離れ」が進んでる気がするの…
※追記
Webで改めて見てたらまたチャレンジしたくなってきた。
やはりモタード的センスが必要なようで、そこをクリアできれば相当楽しいはず。
今までの歴史の中でかなりアカン系統のバイク。
レンタルもあるようなので練習でうまく利用するのもありかも。初心者だとどうせ回せないし。