震災後の値上げから、夏場は電気代が16,000円台となってた我が家ですが。
今月の検針の結果、11,000円台になりました。
それの経緯を説明しようかと思います。
6月くらいから徐々にPCの中身というか構成を入れ替えてました。
きっかけは「ESXiでPCIパススルーを駆使した変態構成で完全にベンダーロックイン状態となり将来に不安を抱いた」から。ESXiとAMD(5年前のアーキテクチャ)が一蓮托生状態だったのです。
そこでESXiを捨てて現代のパーツに入れ替えつつも、この仮想化のご時世なのにP2VじゃなくてV2Pをやって台数が増えるというアホな企画。
PC単位で説明
■ESXi機(Phenom II x4 905e TDP65W) →捨ててCore i5-4690TでKVM+CloudStack
+—–仮想ファイルサーバ →BayTrail-D 1号機へV2P
+—–仮想深夜アニメ録画サーバ →BayTrail-D 2号機へV2P
+—–内の名前を解決する仮想DNSサーバ →1号機でKVM収容
+—–外の名前を解決する仮想DNSサーバ →1号機でKVM収容
■WindowsメインPC(Phenom II x4 955BE TDP125W)
→捨てて寝床PCのFM1(4core TDP65Wのヤツに入れ替え)
→結局MacBook Airしか使わない生活になってあまり使ってない
■Windows寝床PC(上記のFM1 TDP65Wだった)
→Athlon 5350(TDP25W)に入れ替え。ついでにOSがUbuntuになった
パーツ単位で説明
■買ったもの
・Core i5-4690T + M/B(適当に安いの) + 追加DDR3-1333 8GBx2(中古
・ASRock Q1600M(2枚) + 追加DDR3-1333 2GBx2(中古) + 特価SSD 64GB(2本)
・ジャンクSATA3ボード(2枚) 動いた
・ジャンクUSB3ボード(1枚) 動いたけどLinuxじゃ使えなかったので放置
■捨てるもの(ドナドナ予定
・Phenom II x4 955BE + M/B
・Phenom II x4 905e + M/B
パーツ単位で見ると分かりやすいけど、要するにAMD捨てたってことです。
FXになってから「AMD派のオレが薦めるCPUはIntel」でしたからねw
一応使ったことありますよFX。遅いし熱いけど。1ヶ月で捨てました。
変更後はそもそものTDPも低くなったけど、Haswell Refreshでアイドル消費電力がずいぶん下がってるというところもポイントかと。
■その他やってみたこと
・24時間稼働する物理3台を書庫(エアコン無しの北向きの部屋)へ移動
色々と面倒(物理的監視とかLANケーブルとか)で、今までエアコンがあるリビングに置いてました。
夏場は家に帰ってリビングに入ると「もわっ」と熱かったのですが、今年からそれが無くなりました。エアコンの負荷はだいぶ下がりました。
逆に「冬は寒い」ということなのですが、そのときはメンテということでサーバをリビングに戻せばいいだけの話です。
■副産物
・CloudStack
普通にCentOS+KVMで立てるつもりだったのですが、試しに波に乗ってみた感じ。
Joe’sのVPSのタダ券をもらってCloudStackを触ってみたのがきっかけでした。
そんな感じで「台数が増えるけど電気代が下がる」例として参考にして頂ければ。
冷房を使う時期は5000円下がりましたが、使わない時期は2000円弱は下がるかと。
さらに消費電力が下がるBroadwellまで待つかな?とか思ってたけど、さっさとやって正解だったなという感想です。